Karochoa LIFE

著者かろちょあによるアウトプット。

日商簿記検定3級でつまずいている人へ。少しでも合格に近づくために|資格試験対策

日商簿記検定3級でつまずいている人へ。

今回は日商簿記検定3級について書きます。私自身は2度ほど不合格でしたが、3回目の受験で満点合格しました。簿記に苦手意識を持つ人も多いと思い、その敗因と、3度目に勝ち抜けできた原因について参考になればと思い書くことにしました。

まず、合格後に思う「これはやっておくべき」最低限のことは以下の4つに集約されると思います。それは、

(1)仕訳の反復練習−最低3回以上解き直す

(2)5要素の理解

(3)簿記一巡の理解

(4)トレーニングシートの活用

「あれ、当たり前のことばっかりだな」と思った方も多いかもしれません。しかし、私の場合この4つが不合格だった時にはできていませんでした。これらをおさえることで「簿記が単なる苦行である」という状態からはいち早く脱する事が出来ることと思います。それは、換言すると「簿記の全体像が把握できる」ようになり「今、自分は何をやっているか?」がわかるようになる。これができれば簿記は飛躍的にレベルアップしていくことができます。

それでは、順を追って各項目についてコメントして行きたいと思います。

(1)仕訳の反復練習−最低3回以上解き直す

一番「当たり前」なことかもしれませんが、反復の時直しです。これは勉強の基本になるものですが、簿記の学習ではこれが一番重要です。ある意味初めは意味がわからない仕訳も反復練習によって内容の理解が図れます。理解が後から付いてくるというイメージでしょうか。

コツはとにかく反射神経で解けるようになるまでやることです。とにかく繰り返すことで1問にかかる時間を短くしましょう。従って、最低3回は回すことが重要です。本音を言えば3回では足りないです。5回でも10回でも時間の許す限りやり続けるべきです。

1周目は時間がかかるし、精神的にもキツイと思います。ですが、そこを我慢して回数を重ねると少しずつ楽になっていく。この我慢が本試験での考える時間をぐっと減らし、合格に近づくことになります。

また、間違えた問題を特に重点的に繰り返しときましょう。一度難なく解けた問題は再度チャレンジしても多分解けます。したがって、本番で苦労するであろう間違えた問題を回転させ、何回も解くこと。これにより、苦手な分野をなくし早く正確に解く事が出来るようになります。

簿記は反復回数が生命線。

何度も解くうちにその内容も少しずつ理解が進みます。ざくっと内容を理解したら、何度も問題を解くことです。


(2)5要素の理解

5要素と、財務諸表との関係性を覚えることが重要です。具体的に言うと、5要素の税務署表における位置を覚えることがここでのキーポイントです。

まず、簿記は5要素から成り立っています。5要素とは「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」 のことを指します。これらは簿記特有のものですから、いきなり全て理解するのは困難ですから、順を追っておさえていってください。理解するのに良いと思われるのは次の流れであると考えます。

財務諸表の中で5要素が書かれる位置を覚えること

まずは全体像をつかむ段階として、5要素の位置を覚えてしまいましょう。覚えることはたった5つですから、一気に覚えてしまいましょう。まずは貸借対照表について見ていきます。

|   |負債 |

|資産 |ーーー|

|   |純資産|

ちょっと見づらいですが、左に「資産」右に「負債」「純資産」があります。この位置関係を覚えるだけです。これで3つはアガリです。次は損益計算書です。

|  |  |

|費用|収益|

|  |  |

 左に「費用」右に「収益」があります。はい、これで5要素がすべて網羅できました。簡単でしょう?

以上をまとめると、左に来るのは貸借対照表内の「資産」損益計算書内の「費用」です。右に来るのは貸借対照表内の「負債」「純資産」損益計算書内の「収益」です。まずはこの位置関係を覚えてしまいましょう!今後の学習が相当に楽になります。(これが理解できないと簿記が分からないということになりかねません。)

仕訳の仕組みについて覚えること

 

3.各勘定科目が5要素のどれに該当するか覚えること

 

全体像をおさえる意味での総論として①、②があり、各論として③があります。基本的には①、②はあらかじめ覚えておき、③は数多くのトレーニング問題をこなし自然と覚える

という方法が良いと思います。

 

(3)簿記一巡の理解

いわゆる簿記一巡と言われているものです。これは簿記の全体像をおさえるという意味で重要です。確かに仕訳等の細かい手続きも重要ですがこの大きな流れである簿記一巡をおさえるということは上位級の受験にあたっては欠くことのできない知識であり、簿記の本質を理解するには避けて通れないものです。3級といえども理解すべきです。

こちらは長文が予想されるので、別記事に譲ります。

(4)トレーニングシートのは、必ず使う

トレーニングシートですが、成績が全く上がらない時には使っておりませんでした。私のように使わずに解いている方って多いんじゃないでしょうか。紙ももったいないですし、コピー代は意外と高いものです。しかし、トレーニングシートは印刷して問題を解くことを強くお勧めします。これは、精算表や貸借対照表などの大学ノートに書くのが困難なものから勘定への転記についてもかなりの労力削減になります。この労力削減はかなり効果的です。解答欄を気にせず解くことができるようになりますから、心の余裕は使う使わないで大きく違います。結果として簿記の学習が楽しくなるかも??

テキストについて

日商簿記検定のテキストは各社からかなりの種類出版されています。私が使用したテキストはTAC出版のものです。選んだ理由は、①最大手の資格予備校であり、授業でも使用されている教材であること。②トレーニングの解答が取り外し可能であること。③トレーニングシートがダウンロードできること。

の三点の理由から次の2つの教材を用いて学習を進めました。

合格テキスト 日商簿記3級 Ver.8.0 (よくわかる簿記シリーズ)

合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.8.0 (よくわかる簿記シリーズ)

まとめ

いろいろと挙げましたが、やはり一番は反復練習です。その後に各種理解がぶら下がってくるという感じでしょうか。ある程度理解したら回数を回すこと。これに尽きます。